中央区で使える補助金の全体像
出どころは「国」「東京都」「中央区」の3層です。2026年10月28日時点で中央区の助成は受付中で、区のページは令和8年9月30日の予算残額割合を32.0%と示しています。
蓄電池 96,000円/戸。原則として平成28年12月31日以前に新築された住宅で、決められた断熱改修などの組み合わせ(要件化工事)と一緒に行う場合が対象
既存住宅で太陽光 15万円/kW(3.75kW以下・上限45万円)・12万円/kW(3.75kW超)、蓄電池 10万円/kWh(DR実証に参加しない場合は上限120万円/戸)
太陽光 10万円/kW(上限35万円)、蓄電池 1万円/kWh(上限10万円)。工事の2週間程度前に申請
中央区の助成は、太陽光・蓄電池のほか、エネファーム、屋根用の高反射率塗料、窓用の日射調整フィルムなどを一つの事業で扱います。戸建てに個人で設置する場合は、区内に住所がある区民が申請できます。
3つの制度は窓口も書類も別々です(国の枠は、登録された事業者が代わりに申請します)。都内の他の区市町村の状況は東京都の補助金の記事にまとめています。
区の助成は太陽光10万円/kW、蓄電池1万円/kWh
住宅の太陽光は1kWあたり10万円で上限35万円、蓄電池は1kWhあたり1万円で上限10万円です。対象になる導入費用は税抜きで、助成額は千円未満を切り捨てます。
区の単価は1kWあたり10万円と高く、単価どおりに計算すると太陽光は3.5kWで上限35万円に届きます。蓄電池の容量の決め方は蓄電池の容量の記事、太陽光のkWの数え方は太陽光の容量の記事で説明しています。
中央エコアクトで50ポイント以上なら上限が上がる
中央エコアクトは、区独自の二酸化炭素を減らす取り組みです。区民は参加登録のあと、申請する年度に50ポイント以上を得ていれば、太陽光の上限が42万円、蓄電池の上限が12万円になります。
参加は専用のWEBサイトかアプリからできると区は案内しています。工事完了時のポイント数で助成額が決まるため、上乗せを受けたい場合は、工事が終わるまでに50ポイントに届くよう早めに登録します。中央エコアクトの取組を実施している場合は、完了報告で導入完了日が分かる書類(工事完了報告書、保証書などの写し)も出します。
対象になる条件と、ならないもの
新しく買った未使用の機器を、自分が住む住戸で使う場合が対象です。太陽光は発電した電気を住宅で使い、電力会社と電力受給の契約を結ぶこと、蓄電池は太陽光かエネファームと常時接続することが条件です。
JETは電気安全環境研究所、SIIは環境共創イニシアチブのことです。区は施工業者を指定しておらず、紹介もしていません。クレジットカードや分割で払う場合は、令和9年3月31日までにすべての支払いを終える必要があります。訪問販売で設置を勧められたときに確かめることは訪問販売の記事にまとめています。
申請は工事の2週間前、予算残20%で窓口だけに
見積書などをそろえて工事の2週間程度前までに区へ申請し、交付決定通知を受け取ってから工事を始めます。導入と支払いは令和9年3月15日まで、完了報告は3月31日までです。

申請はオンライン(24時間)、郵送、区役所本庁舎7階の環境課の窓口(平日8時30分〜17時)のどれでもできます。ただし、予算残額が20%になると、オンラインはその日の23時59分まで、郵送はその日の消印まで有効で、そのあとは窓口だけの受付になります。
都の助成と合わせるときの順番
都の事前申込は業者と契約する前、区への申請は工事の2週間程度前です。都の太陽光の交付申請兼実績報告は区の助成金を受け取ってから出し、期限は事前申込から1年以内か令和11年3月30日の早い方です。
都の蓄電池は、太陽光発電システムが既にあるか同時に設置する場合か、再生可能エネルギー電力メニュー(都が公表する電力メニューのうち計画値の再エネ利用率が100.00%のもの、または別途都が指定するもの)を契約済みの場合が対象です。令和8年10月1日以降に事前申込をする場合は、SIIが令和8年度の国の補助事業の対象機器として登録した機器に限られます(令和8年4月1日から6月30日までに契約締結、または契約・工事完了した事業を除く)。
国のリフォームの枠の蓄電池96,000円/戸は、原則として平成28年12月31日以前に新築された住宅が対象で(平成29年以降の新築でも、平成11年基準を満たさない住宅であることが証明できれば対象)、決められた断熱改修などの組み合わせと一緒に行うことが前提です。交付申請は登録された事業者が代わりに行い、太陽光発電の設置はこの枠の補助対象工事に入っていません。国の枠の全体像は国の補助金の記事、同じく工事の前に申請する区の例は港区の記事が参考になります。
よくある質問
- Q. 中央区の助成は、工事のあとに申請しても受けられますか。
- 中央区の助成は原則として事前申請です。機器の導入工事の2週間程度前までに申請し、助成金交付決定通知を受け取ってから工事を始めます。申請から交付決定まで約2週間かかると区は案内しています。
- Q. 中央エコアクトの条件を満たすと、いくら上がりますか。
- 住宅の太陽光は1kWあたり15万円・上限42万円、蓄電池は1kWhあたり1万5千円・上限12万円になります(条件を満たさない場合は10万円・上限35万円と1万円・上限10万円)。区民は参加登録のあと、申請する年度に50ポイント以上を得ていることが条件で、助成額は工事完了時のポイント数で確定します。ウェルカムポイント・継続ポイント・友達招待ポイントは数えません。
- Q. 東京都の助成と一緒に使えますか。
- 使えます。区のよくある質問は、国や東京都の助成金との併用は可能で、助成金額の合計が導入費用を超えない範囲になるとしています。併用が禁止されている助成金もあるため、区は併用先に必ず確かめるよう案内しています。区の助成金額と国・都の交付額の合計が助成対象経費を超える場合は、区の助成金額が調整されます。都の太陽光は、区の助成金を受け取ってから都に交付申請兼実績報告を出します。
この記事の用語
- kW
- 発電設備の出力の大きさを表す単位。「4kWの太陽光」はこの値。パネル1枚は0.4〜0.5kW程度で、戸建てでは3〜6kWが多い。 用語集で見る
- kWh
- 電気の量を表す単位。蓄電池の容量(何kWhためられるか)や、1か月に使った電力量に使う。1kWの機器を1時間動かすと1kWh。 用語集で見る
- 交付決定
- 補助金を出すという行政の正式な決定。通知書の日付が基準になり、これより前に工事を始めると対象外になる制度が多い。 用語集で見る
- SII
- 国の補助事業の執行を担う一般社団法人。補助対象になる蓄電池の登録製品リストを管理している。 用語集で見る
出典
| 発行元 | ページ名 | 確認日 |
|---|---|---|
| 中央区 | 令和8年度住宅・共同住宅用自然エネルギー・省エネルギー機器等導入費助成(令和8年9月30日の予算と申請状況) | 2026年10月28日 |
| 中央区 | 自然エネルギー・省エネルギー機器等導入費助成のご案内(パンフレット・PDF) | 2026年10月28日 |
| 中央区 | 助成の対象となる機器等と要件(対象機器要件一覧表・PDF) | 2026年10月28日 |
| 中央区 | よくある質問 住宅・共同住宅用(PDF) | 2026年10月28日 |
| 中央区 | 令和8年度 自然エネルギー及び省エネルギー等導入費助成 変更点【受付方法等】・【様式】(PDF) | 2026年10月28日 |
| 中央区 | 令和8年度 自然エネルギー及び省エネルギー等導入費助成 変更点【添付書類_申請者別】(PDF) | 2026年10月28日 |
| 東京都環境公社(クール・ネット東京) | 令和8年度 家庭における太陽光発電導入促進事業(事業ページ) | 2026年10月28日 |
| 東京都環境公社(クール・ネット東京) | 太陽光発電導入促進事業 助成金の手引き(令和8年度・PDF) | 2026年10月28日 |
| 東京都環境公社(クール・ネット東京) | 令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業(事業ページ) | 2026年10月28日 |
| 東京都環境公社(クール・ネット東京) | 令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業 助成金申請の手引き(PDF) | 2026年10月28日 |
| みらいエコ住宅2026事業事務局(国土交通省) | みらいエコ住宅2026事業 トップページ(補助金申請額の割合) | 2026年10月28日 |
| みらいエコ住宅2026事業事務局(国土交通省) | 対象要件の詳細【リフォーム】 | 2026年10月28日 |
| みらいエコ住宅2026事業事務局(国土交通省) | エコ住宅設備の設置【リフォーム】 | 2026年10月28日 |
